麻雀放浪記

tolchock2005-08-13

夏といえば麻雀です。
昨日A先輩の家にお邪魔して麻雀をやって来たわけなんですが、麻雀の話を書く前にはまず、音楽について語らなければならないのです。さらに言ってしまえば音楽の話に限らない事なんだけど、まぁ言うなれば世の中っていうのは、「緊張」安定を交互に繰り返す事により進行しているという話です。日常で言えば、仕事をしている時が緊張。家に帰って来てくつろいでるときが安定。仕事だけやっててもダメだし、くつろいでばっかりいても、われわれ人間の生活に推進力は発生しないのです。音楽もについても然り。1曲が始まってからコードもリズムも全然変わらなかったら、音楽は推進力を失い、止まってしまう。高ぶる感情を抑えるかのようにトニック(安定)で曲は始まり、やがて押さえつけた感情を解放するかのようにドミナント(緊張)に移行する。緊張感が最高潮になったところで、再びフッとトニックにもどる。音楽についても、この「緊張と安定」を繰り返す事により推進力を得て、進行していくのです。(ワンコードでもカッコイイやつあるけど)

ここでやっと、麻雀の話に入れるわけです。その前にA先輩の家でのBGMについて語らねばなるまい。A先輩は筋金入りのメタルゴッドである。彼の部屋に堆く(うずたかく)積まれたメタルのCD達は、麻雀をやる俺の背中に襲い掛からんばかりだ。しかし、そのCDラックの、とある一画にはメタルとは少し離れたアーティスト郡の名前が目に飛び込んでくる。おにゃんこクラブ・南野陽子・少年隊・・・、その他80年代を彩ったアイドル達の名前がズラリと並んでいる。

そう、このA先輩の家で麻雀大会が開かれる時のBGMは、メタルとアイドルなのである。メタルだけではダメ。アイドルだけでもダメ。ここでは、メタルとアイドルのCDが交互にプレイされる。メタル→アイドル→メタル→アイドル→メタル→そしてシメはおにゃんこクラブ・・・。そう!ここにも緊張と緩和による、推進力が存在し、麻雀が加速しているのだ!その加速により麻雀はスムーズに進行し、長い長い熾烈な時間を、戦い抜く事ができるのである!!



もちろん、人によっては苦痛の連続であることは言うまでもありませんが・・・・・・。

あっ。麻雀は負けましたよ。(;´Д`)
(ちなみにA先輩は男前で優しい人です。冗談抜きで)