tolchock2004-01-26

DVD。
10バンド15曲。
ライブ映像。
1800円。

てな感じの内容。
新しいメディアの登場ですね。
名前は「ウラン」って言うんだそうな。

Vol5でDCPRGが登場と言う事で買ってみた。
なんでも売り切れ寸前って話を聞いて、
タワレコで慌てて予約しちゃって、今日届いた。

で、問題のDCPRG
「この演奏聴いて踊ってるヤツは、文字通り
踊らされているだけだ」って、どっかに
書いてあったけど、判らなくもない。
どう言う事かって言えば、例えば1曲目では、4/4 と 5/4が
同居している(菊地氏談)という難解さ加減があるって事。
俺も最初CDを聴いた時は「ど〜なのコレ?」と思い、
自分のHPにレビューを載せんのをやめてしまった。
でも、何回か聴いてみてわかった。
「なんだかとてつもない事の前にタダ呆然としている感じで、
とにかく受け入れてみる事だ」
なんて悟りを開いたかの口調だけど、俺はそれでやっと聴けるようになった。
でも俺は現代っ子なのか、2曲目の「構造5」
にはもっと判りやすいメリハリを求めてしまう。

起きてしまった戦争に「対し」たり「合わせ」たりして、
俺はこのDCPRGのライブで踊れるのか?


それに対して解り易い「渋さ知らズ」。
知るひとぞ知る大所帯昭和歌謡趣味オーケストラ祭り?
「火男」っていう曲が入ってたんだけど、ヤバイ。
マジでやってるvermilion-pleasure-night(注1)
ステージ上の演奏者、謎のダンサー、おさわがせ役含めて祭り。
ドリフのセット変えが延々と続いて昇天してしまった感じ。
こんなものライブで見たら発狂してしまう。見に行かねば!

どっちのバンドも映像は凄く良かった。数台使ったカメラワーク
もさることながら、とにかく人の表情を捕らえるのが上手い。

その他10バンド中カッコ良かったのは、「菊地クインテット
あぶらだこ」と「MOST」。若手のバンドはどれも面白く無かった。

http://www.uran.tv/


(注1)3年ぐらい前のTV番組。テレ東。